ひっとかくれ

ただのブログ

ELF The Musical 感想

「家に帰るまでが現場です」から、「家に帰って本人もその周囲も体調悪くならずクラスター発生ないまでが現場です」になった(?)2020年。無事になにごともなく、私の今年最後の現場が終了しました。とってもハッピーな内容のミュージカルで最高!!

海外ではサンタさんがノースポールというところに居て、サンタさんのお手伝いをする妖精エルフがいるっていうのがお約束のお話なんですね?そのこと知らなかったですが、お話にはすっと入っていけました。
サンタを信じる心・クリスマスを楽しむ心を見失ってしまったニューヨークの人々が主人公バディの純粋無垢さに触れて、大切なことを思い出すっていう、とっても心温まるストーリー。(めっちゃざっくり)
すれ違ってちょっと切なくなる部分もあるけれど、基本的に明るく純粋で前向きなバディに癒される~!
しかし、バディの年齢が30歳っていうのちょっとビックリした。「30歳!」って言いながらも出してる指が33歳なのめちゃ可愛かった。
だいぶ慣れたけど、やっぱしちょっと大昇くんは滑舌が気になっちゃうね。歌は上手だったので良かったです。

ヒロインの私立恵比寿中学の子の歌のうまさが半端ない。恵比中はみんな歌が上手いよって噂でふんわり聞いてはいましたが、ここまでとは……!よく通る声で聴きやすかったし、よく伸びるし。都会にもまれてちょっとツンツンとしてるんだけど心の奥底は優しさにあふれてる感じがよく表現されてて、可愛いし、軽率に好きになりました。柏木ひなたちゃんのお名前をしっかり覚えておこうと思います。

織山くんが歌ってるところをきちんと見るの初めてでしたが、結構歌える子だったんだ!ってビックリした。もちろん母親役の香寿さんに引っ張ってもらってる部分もあったけど、デュエットソング上手でした。
それと、腹違いの兄が突然現れたのにも関わらず、お兄ちゃんいたの!?クールじゃん!ってすぐ仲良くなってるの、寂しさと良い子み感じてほんと可愛かった。スパゲッティ分け合って食べるところとか特に!
最後のダンス部分では、もう役抜けてただの織山だなって感じになってたのが面白くて笑いを耐えるの大変でした。

あと、やっぱり通称ハムの人もとい別所哲也さんの存在感に安心しました。別所担になるところだった。歌も上手いし、アドリブも上手いし、まとめ上げてくれている感じがある。
アンサンブルの方々のダンスも魅力的だったし、本当に良いミュージカルでとても満足でした!

ただね、行った日にね、盛大に着信音鳴らしたおバカさんがいたのがね、残念でした本当に。舞台中に着信音に邪魔されるの人生で4度目ですけど、本当にイラっとしちゃうのでやめてほしいね。

そこらじゅうにクリスマスは転がってるよ、それはどこにでもあるようなささいな幸せをちゃんと感じることだよっていう主旨のことをバディが言ってたと思うので、今たいへんな世の中でとりあえず家族共々健康でいられて、こうして趣味にお金と時間がかけられている幸せを友人と共有しようと思います。

あ~!ほんとハッピーなミュージカルで現場納めで良かった!ありがとうございました!


追記 後から気づいたわ、主人公の名前はバディだった。エルフのバディだわ。修正しときます。