ひっとかくれ

ただのブログ

ジャニアイの思い出

2019年早くも2月が過ぎ、春めいてきたところで、今更ながらブログを更新していなかった間の事を振り返りたい。


前回ブログを更新した頃(もう2年も前のことになる)との変化といえば、SexyZoneとKing&PrinceのFCにも入会したことだろう。若いグループを知り、ジャニーズJr.のグループも覚えるようになった。
今記事ではジャニーズJr.のグループを見たくて行った帝劇の舞台についてメモしておきたい。
すでにかなり前のことなので、記憶が曖昧になっている部分も多々ある。そもそも舞台やライブ中は興奮しているので、記憶力が低下しているため仕方がない。

 

2017年に初めてジャニーズJr.出演の帝劇公演、JOHNNYS' YOU&ME IsLAND、いわゆるジャニアイを観劇した。
昔に1度だけ帝劇でDREAM BOYSを見たことがあったのだが、その頃ジャニーズをよく理解していなかった私は、ジャニーズ舞台のストーリーや楽しみ方がよくわからず戸惑ったので、正直ジャニーズの舞台というものには不安を感じていた。
ジャニアイを観劇してみたところ、不安もなんのその、とても楽しい時間だった。
ひとつの大きなストーリーがあるというより、伝えたいこと魅せたいものを繋ぎ合わせて構成されている舞台だった。
過去の出来事から学び、悲劇を繰り返さないようにしてほしい、今ある幸せを大切にしてほしい、そして輝きある未来を作り上げてほしいというメッセージがよく伝わってきた。
また、エンターテイメントショーとして様々なことにチャレンジする姿はとてもキラキラしていて、皆が魅力的に見えた。

印象に残ったシーンはいくつかある。
冒頭でフライングから柱に激突した平野くんが、仲間から心配され中止を提案されるのだが、平野くんは「Show must go onだ...」「やる気のない奴は帰れ!」と突っぱねていきなり仲違いをする。心配してくれた仲間に対してあまりの物言いである。

ジュニアの各グループを堪能することができたのは感動ものだった。
Travis Japanの“夢のハリウッド”が大好きになった。
さらにLove-tuneは演技力の高さとパフォーマンスに驚かされた。特にタイタニック号の顕嵐くんの演技が良かったように記憶している。歌のパフォーマンス前に安井くんの「俺たちはまともじゃダメなんだよ!」という台詞があり、それが非常に面白かった。これが今流行りのパワーワードというやつでは?などと思いながら楽しんでいたのだが、まさか後にその台詞を体現するかのような事態になるとは、このときは夢にも思わなかった。

舞台ポスターの写真からしMr.KINGばかりでPrinceはあまり出ないのではないかと思っていたのだが、想像以上にPrinceに出番があったことが嬉しかった。“描いた未来~たどり着くまで~”は、映像と組み合わさったパフォーマンスが素敵で、ぐっとこみ上げるものがあった。私も一緒に地球を歩きたかった。

 

2018年お正月にはJOHNNYS' Happy New Year IsLANDを観劇。
一幕はYOU&ME IsLANDをぎゅっと短くした内容。
ニ幕ショータイムでの、ジュニアたちを従えた東山さんのパフォーマンスは圧巻だった。沢山のジュニアが同じ衣装でダンスしている中、自分がどうしてもこの子を目で追っているなという、自分の好みを再確認できた公演でもあった。

 

2018年12月JOHNNYS' King & Prince IsLANDを観劇。
King & Princeが国の王子であり、過去・現在を学び、未来へ向かって進んで行くという軸があることで、前回よりも分かりやすい構成だったと思う。
あからさまにグレイテストショーマンを意識した楽曲があって心配したり、岩橋くん休養の影響なのか神宮寺くんの活躍が少ないと感じたり、若手の活舌と演技がイマイチと思う部分もあったが、キラキラ感は変わらず健在で楽しめた。
一番のテーマとしては「子どもは大人になれるけど、大人は子どもに戻れない」ということ。当たり前のことだけれど、そのことを意識して子ども時代を過ごせていたならなと思った。

たまたま座席が0番、いわゆるセンターだったので舞台全体が良く見えた。席列的にちょうど真上でフライングが始まったので、見上げてみたが、首が痛いだけであった。あと落ちてきそうに見えて怖い。
一番見たかった岸くんと神宮寺くんの手を繋いで行われるフライングは、彼らの「せーの」という小声の掛け声と、回転時に発生する風を堪能するひと時となった。

三部のショーでは、それぞれグループの持ち歌も増えていて、とても新鮮な気持ちで楽しめた。特にHiHi Jetsはメンバーが増えたことで、よりかっこよく見えるようになったと思う。

 


しばらく文章を書くという行為をしていなかったことと、記憶の鮮度が落ちていることから、あまりにも纏まりのない内容となってしまった。
今後も舞台が続いていくのかどうかはわからないが、もし次の機会があるのならば、ぜひまた彼らのキラキラを観にいきたい。
そして次はもう少しまともな文章を書けるようになりたいものである。

観劇 劇団四季ミュージカル「リトル・マーメイド」

  名古屋四季劇場のこけらおとし公演であるリトルマーメイドを観てきた。

 まず海の中を浮遊しているかの様に、ずっと体をゆらめかせているキャストの体力に感心する。悪い魔女のアースラのタコ足の動きがリアルっぽく、また迫力のある歌声はお腹に響いてきて、おどろおどろしさが伝わってくる。リアルな動きとしては、エイの動きが水族館で見るそれに本当にそっくりで再現度の高さに驚いた。

 有名曲アンダー・ザ・シーのカラフルで楽しげな海の様子も良かったが、一番気に入ったのは、アリエルの姉達が恋についてあれこれ語るシーン。カラフルで、とっても楽しい気分にさせてくれる。もともと大好きな曲であるキス・ザ・ガールも、とても可愛らしいシーンとなっていて嬉しかった。

 残念に感じたのはリプライズ。以前観にいったことのある四季のミュージカルは、印象に残る曲をうまくリプライズして感情を表現していたと思うが、今回は曲があまり印象に残らなかったので、リプライズだったということに後からプログラムを見て気づく形になってしまった。

 ディズニー映画版のストーリーががあまり記憶にないのだが、一幕の話の進行が非常にゆっくり感じ、逆に二幕は進行が早く感じた。もう少し王子とアリエルが惹かれあうところ、葛藤するところをじっくり見たかった。

 笑ってしまうようなシーンはいくつかあったが、おそらく狙ったのではないシーンで笑ってしまった。アリエルが母を殺したアースラに向かって「人殺し!」と叫ぶシーンと、アリエル父が王子に向かって「海の王、トリトンだ。」と自己紹介するシーンである。アリエルの母親は『人』なの?そして、威厳と風格を保ちながら自ら名乗るロイヤルファミリートリトン王の姿はなんだかシュールである。

 全体的にカラフルな色調と、リアルに表現された海中のゆらめき、魚たちの動きがとても良かった。ストーリーの盛り上がりがもっとハッキリしていたら、より楽しめたかなと思う。

ユーリ!!! on ICE それは寒波とともに

今年一番の寒波が日本を襲った週末。私はひとり、遅延した新幹線を待っていた。

「沼」という表現がある。これは、特定の作品・人物・ジャンル等に対して抜け出せなくなるくらい好きになってしまうことを指すスラングである。ユーリ!!! on ICEという作品においてもツイッターピクシブ等で「ユーリ沼にはまった」と言う方が多数見受けられた。だが私にとってこの作品は「抜け出せなくなってしまう沼」というより、「突然嵐が来て雨風に晒されびしょ濡れになったあげく、いつの間にか川が氾濫し日常生活に支障が出ていた」という方がしっくりくる。いつかは水が引いてまともな生活がおくれるようになるはずだが、しかし溢れ出た水がなかなか引いていかないという状態である。嵐のようと称したとおり、毎週の展開は予想外で驚かされた。早く来週にならないだろうかと、待ち遠しい気持ちにさせてくれるアニメに出会ったのは久しぶりのことであった。私はもともとスポーツアニメはそれほど好きではない。この作品も視聴の予定はなかったのだが、お勧めしてくれた友人に感謝したい。全編見終えて、とても素敵なアニメであったと思う。

始めに、第1話を見たとき、昭和感丸出しのサブタイトルに目を疑った。ダサくて寒いタイトルだが、第1話視聴後には、この作品の雰囲気と第1話のストーリーとを的確に伝えることのできる良いタイトルであると思わされた。主人公の勝生勇利、副主人公のヴィクトル・ニキフォロフ、そして裏主人公ユーリ・プリセツキーの3人を軸として描かれる物語。本格フィギュアスケートアニメと銘打たれていたが、フィギュアスケーターアニメといったほうが正しいだろう。スケートシーンの動きや解説は本格的でありながら、フィクションらしく暗示と隠喩に満ちている。氷上での演技が、他の誰かの心情と重なる。

スケートシーンにかなりの時間を使っているので、その他のシーンは最小限に抑えられていると思う。描かれていない時間を、視聴者があれこれと行間を想像しながら物語を見ることができるのが、魅力の一つである。キャラクターの持ち物やインスタも印象的で、こだわりが見られる。使用されている音楽、風景、小道具などがキャラクターや物語と密接に関わっていることから、考察したがりなオタク心をとてつもなく擽ってくれる。

そして、そんな視聴者が想像する物語を超えてくるのが、このアニメの凄いところだ。第9話までは、ヴィクトルは勇利の動画を見てコーチになることを決めた、つまりヴィクトル主導でのコーチ就任という前提で物語をとらえていた。しかし第10話にて、実は以前に勇利の方からコーチになってほしいと願い出ていたという事実が明かされる。それまで全く語られることのなかった過去ー勇利が酔っていて覚えていなかったからという体であるーが明かされたことによって、また第1話のヴィクトルがどんな様子だったか見たくなる。そして新たに想像をめぐらすことができる。かなり上手いストーリー構成である。TV放送終了後も、今後の彼らはどうなっていくのか、このときキャラクターがこんな行動をとっていたら等と妄想はどんどん膨らんでいった。

そして、冒頭に戻る。1月15日、西日本で大雪が降ったその日、私はひとり東京へと向かった。約8年ぶりのイベント一般参加であった。ファンそれぞれの考察・物語の受けとめ方は様々で、そのどれもが素敵だった。アニメDVDでは、作品のオーディオコメンタリーや一部新規カットや修正があるそうだ。残念ながら私は予算の都合上購入していないのだが、DVDの新しい情報からファンが新たな考察をしてくれることが楽しみで、今後のイベントも参加してみたくなった。

 

追記
感想として語りたいことは多々あるのだが、文章化に慣れておらずもどかしい思いで一杯である。このようなときには、思いついたときに脈絡なくつぶやけるツイッターの有難さを実感するばかりである。

年始のNEWS

2016年から2017年への年越しの瞬間。例年どおり、フジテレビをつけてテレビの前に座っていた。カウントダウンをし、親へ年始の挨拶をしたところで、
「4月からコンサートツアーやりまーす!!遊びに来てねー!!」
なんとも良い笑顔で年始からぶっこんでくれたもんだ、小山慶一郎。ワクワクが止まらないじゃないか、と昂ぶった。春の楽しみができ、この寒さを乗り切る気力が湧いて来る。
NEWSは2016年上半期には春からのツアーや24時間TV等でグループ活動が多かったが、下半期はグループ活動がほとんど無く、失速した感が否めなかった。2017年、年始からぶっとばしてくれた、この勢いのまま下半期まで駆け抜けていってほしい。
1月2日、おみくじを引いてみたところ、中吉であった。
願望:無理に事をなすは悪し時をまて叶う
待人:来たらず音信はなし
争事:ひかえるがよし
さて、NEWSの活躍を願って、ライブチケット争奪戦に参加することとなる私の2017年はどうなるか。楽しみである。

 

追記

カウコン後、眠気を耐えながらCDTVでの新曲EMMA初披露を視聴。ジャケットを使用した振り付けにも関わらず、ジャケットが映えない衣装である。衣装以外には文句は無い。アップテンポながら艶のある歌詞と振り付けで、とても耳に残る曲だった。フルサイズで聞いたときにはまた印象が変わるかもしれないが、良い印象を持った。

後日、ファンクラブ会員限定の動画を視聴。新年の挨拶以上のものを見せてもらったと思う。とにかく楽しそうでなによりという、顔文字で表すところのにっこりした気持ちでいっぱいになった。

NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO 今更感想

先日発売されたNEWSLIVETOUR2016 QUARTETTOを見た。私はこのライブツアーでアリーナ公演と東京ドーム公演に1回ずつ行ったのだが、いろいろと思うところの多い公演だった。ブルーレイを見て、その時の気持ちを思い出したので、書き残しておきたい。

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グッズ購入同行~Are You Happy?~

友人と職場の先輩が、「チケット当たらなかったけどグッズ買いたい」と言うので、嵐コンサート名古屋ドームでのグッズプレ販売に同行してきた。

 

会場に着いたのは9時30分頃。最後尾を目指し歩き始めるも、一向に見えない最後尾。我々が到着した時点ですでにドームを半周するほどの列ができていた。

実はこの日、友人と先輩はライン上でのやりとりはあったものの、顔を合わせるのは初めてであった。そんな2人が、お互いに人見知りを発揮している様子は、私も人見知りであるので、傍で見ていて面白いような、上手くとりなせず申し訳ないような気持ちであった。しかし並びだして1時間ほどで、申し訳ないというような謙虚な気持ちは消えうせ、とにかく寒い!何とかしてくれ!という思考に脳内が占拠された。

「「「グッズよりも、まず日向をくれ」」」

どこかよそよそしさの抜け切らない我々だが、太陽の暖かさを求める気持ちは同じであった。

結局、グッズを購入できたのは14時過ぎ。およそ4時間30分の待ち時間である。完全に甘く見ていた。しかし、前回公演もグッズだけ購入しに来たが、これほどの待ち時間ではなかったはずである。翌日、ツイッターにて「今日は待ち時間ほとんどない」という趣旨のツイートを見かけ、「一体昨日の修行は何のためだったのか」と哲学してしまった。

グッズ購入後、友人とジャニショへ行って癒され、お酒を一杯ひっかけて盛り上がった。そんな帰宅途中のこと。先輩から友人へ突然の電話。

「制作開放席が当選しました。」

 

こうして、友人と先輩はコンサートへ向かった。今頃は楽しんでいることであろう。Are You Happy?

友人と先輩がHappyであれば、私もHappyである。