ひっとかくれ

ただのブログ

ROCK READING 『幸福王子』 感想

幼いころに読んだ「幸福な王子」の記憶はもはや曖昧だけど、幼いながらに読後感が良くなくて、あまり好きなお話ではなかったように思う。今回の公演では、私が幼いながらに感じたモヤモヤした思いが、ラストの王子の台詞に込められているように思った。

入場してすぐステージ上に堂々と立つ王子の姿にマスクの下で笑った。ジャケットと王冠しかつけてねぇ……変態か?と。笑
生演奏が格好良かった。途中に一斗缶叩く方が手痛そうにしてたけど、大丈夫だったかな?

本高くんも今野くんも、まともに演技をするところを見るのが初めてで、どんな感じなのか興味津々だった。
今野くんの第一声を聞いて、(えーーー!?こんなに可愛くて大きい声出せるの!?)っていう驚きでいっぱいでした。Youtube見て抱いてた印象と全然違う……、可愛い……。ツバメ自体の性格が可愛らしいかったのもあるが。とにかく声だけなら駆け出しの若手俳優みたいな感じで演技まぁまぁかなと思った。(上から目線)
本高くんは目がおっきいのでとっても舞台映えするなぁと思った。歌ってるときどの辺見てるか本当に目線がよく分かる。今回のROCK READINGは絵本のような優しい王子様という感じではなかったので、傲慢さや苦悩するところがなかなか良かったと思う。あと、自然に泣いてたからびっくりしたんだけど、よくそこまで感情もっていけたなぁって。私はちょっとそこまで入り込めなかったので、あそこで涙できる本高くんはちゃんと俳優さんだなと思った。

 

朗読だけかと思っていたが、割と歌ってくれて嬉しかった。今野くんは普通に歌上手い!本高くんは歌い方がちゃんとミュージカルって感じだったので、そういう歌い方も出来るんだ!?って、自分が彼を侮ってしまっていたなと反省。あと、途中で日本の古典芸能のような言い回しで進む部分があったりもしておもしろく、飽きずに見れました。

今後の2人の活躍が楽しみになりました。

 

席はわりと近かったので正直オペラグラスはなくてもいいかなって思ってたけど、水を飲むところをじっと見られたので持っていって良かった。いつでも持とうオペラグラス。

あと、ついでに京都をぶらっとできて、とても良い休日になりました。良い機会をくれてありがとう本高くんこんぴー。